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「効率を上げる」英語

「効率を上げる」英語

仕事で使えるビジネス英語の力を養う
オンライン英会話 CALN Online 代表の矢野琴子です。

仕事で英語を使う人が特に知りたいと思うような英語表現を紹介するシリーズをまたまた掲載していきたいと思います。
検索されているのが 多いフレーズのいくつかから順に紹介していきますね。

紹介するフレーズを実際に伝えていくときは、口を動かす練習もぜひ忘れないようにしてください。

理解したところで止めず、使うためには顔の筋肉を動かして練習していくことが大切です。

「効率を上げる」

第二回の今回はこれです。

英語での会議やプレゼン、出張やその他きっといろいろなシチュエーションで意外と知りたくなるセリフなのでしょう。

このセリフを自然に英語で表現するにはいくつか方法があります。・・・
ただ突然答えを言うよりは、ちょっとしたプロセスで他の事柄もついでに学んでみるといいと思いますので、語彙や文法の切り口から入っていきましょう。

知識として理解してからフレーズとして覚えると応用が効くようになっていきます。理解するって大事ですね!

では早速始めていきましょう。

『効率』という単語

まず、この『効率』という単語を確認します。
名詞です。
なんでしょうか?単語は頭に思い浮かびますか?

そう、 efficiency です。



または、

『生産性』を表すproductivity


というのも今回は使っていけると思います。

まずはこの

efficiency = ”効率”

という単語を使って英語表現を考えてみましょう。

動詞部分を考えてみる

今度は動詞部分を考えてみましょう。

”上げる”というこの部分、使える単語、いくつかリストすることが出来ます。

こんな感じです。

To raise=上げる
To increase=増やす
To boost=押し上げる

どれも今回合わせて使っていくことができます。
これらとさっきの

名詞 efficiency

を組み合わせて表現してみましょう。

To raise efficiency
To increase efficiency
To boost efficiency

同じように、

名詞 productivity

と組み合わせても大丈夫です。

To raise productivity
To increase productivity
To boost productivity

これを使って色々応用することが出来ますね!

セリフをいくつかご紹介

crop counselor writing in diary while talking to patient
例えば・・

How can we raise the efficiency?
どうやったら効率を上げられるでしょうか?

動詞をそれぞれ入れ替えて、
How can we increase the efficiency?
How can we boost the efficiency?

ちなみに上記では冠詞 theを置きました。
特定のもの、例えば機械の効率が上がるには・・と言ったことを話していると想定したからです。

でもこの冠詞 theは変な話あってもなくても大丈夫です。
ourなどの所有格にするのもありです。一般的なもっと大枠で話をしている場合はなくてOK!

どんな状況で使うかによって冠詞・所有格・または何もなし、最適なのは変わってきます。

『efficiency』も『productivity』もどちらも

不可算名詞

となります。

こんなのはどうでしょう。

We need to increase our productivity.
(仕事の)効率をもっと上げないと。

That’s to boost efficiency!
効率向上のためです!

The new parts will help the machine raise the efficiency.
新しいパーツのおかげで機械の効率が上がるはず。

品詞を変えた別のバリエーションを紹介

ここから今度は、品詞を変えた別のバリエーションを紹介します。

efficiency (名詞)という単語には形容詞の形があります。
『効率が良い』と言った意味の形容詞です。
思い浮かぶでしょうか。

efficient

ですね。これを使って表現することも出来ます。

さらに一つ応用。

efficiency という単語に形容詞の形、efficientがあるのと同じように、
productivity という単語にも形容詞の形があります。

productiveです。


同じように表現してみても全く不自然ではありません。
to make it more productive

このitの部分は自分たちの仕事の効率かもしれないし、機械などの効率かもしれないし、、
その時の状況によりますね。

形容詞を使ったこの形にする場合はこの itが必要になります。
"『それ』をより効率的にする” と言った印象です。

to make it more efficient

make は「〜させる」という意味で使えます。
it が表すのは、効率を上げたい事柄です。具体的に名詞で表現することももちろんできますが、それを代名詞にしたもの it を使ってみましょう。

efficientは、というわけで形容詞なので比較級の形にすることができます。
形容詞efficientの比較級はmoreを加える形となりますのでそれをつけてみます。

How can we make it more efficient?
どうやったら効率を上げられますか?

これで出来上がりです。

まとめ

To raise efficiency
To increase efficiency
To boost efficiency
To raise productivity
To increase productivity
To boost productivity

To make it more efficient
To make it more productive

さて、それではこんな感じで応用力がつくように語彙を紹介し文法を確認して
「効率を上げる」という表現を学びました。

実際使っていくときは必ず口に出して練習しておきましょう。
外国語を発言する場合の顔の筋肉は それ用に動かしておかないと簡単には動きません。
バリエーションをたくさんお伝えしたので、どれにするか好みで決めて作ってみましょう。

今回紹介した単語



efficiency

productivity

efficient
productive

辞書上の意味で言うと、『効率性』と『生産性』ですが
効率性って生産性なので、使われる上でそこまでここに大きな差はないかなと思います。

productive は日本語で言うところの『充実した』 のような意味合いで使われることがあるので
必ずしもいつも置き換えられると言うわけではありません。
今回のような仕事の上で「効率を上げる」 と言うようなことを話す場合はどちらでも大丈夫だと思います。

CALN Onlineではこのように、丁寧に応用できる力を養っていくことが可能です。ただ一つの事柄を理解するだけでなく、そこから派生させて語彙や文法を理解していきます。

実際に使っていける力を養って行きましょう!

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