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6.知っておきたいイスラム教の国でのトイレの使い方(女性)

6.知っておきたいイスラム教の国でのトイレの使い方(女性)

CALN Online代表の矢野です!
今回はイスラム圏でのお手洗い事情についてのお話です!

これはバングラディッシュに限ったことではありませんが、イスラム教の国では女子トイレに強力なシャワーがついていて、用を足した後、お尻を水で洗うのが常識です。

言葉で表現されてもなかなか想像できないと思いますが、日本にあるようなウォシュレットとは全く形状が違います。
便器から離れて、壁につけられた小型のメタルシャワーのようなもので、先端のミニシャワーからその裏側にあるハンドルを握ることで強力な水が吹き出します。
当然お湯になったりはしません。一年中水のみ。

女子トイレは基本的に誰かが使った後は床が水浸しです。
トイレットペーパーがないことが当たり前。
備え付けのペーパーはほんとにごくたまにしかトイレに存在しません。
おそらく、女性たちは洗った後お尻を拭く用のタオルか何か持ち歩いているんでしょうか、またはスカートの下で乾かしているのか。

イスラム教の国と言うのは何も中近東やバングラディッシュ・パキスタンに限ったことではありません。
マレーシア・インドネシア・シンガポールでもこの形状のトイレと付き合っていかなければなりません。
旅行に行く際は必ずポケットティッシュを携帯しましょう!

あのシャワーを使うのはかなり勇気がいります。
とにかく、水圧が強く握り加減のマスター難易度ものすごく高いんです。
多分ローカルの人も握りすぎてたくさん水が出てしまい、それがあのびちょびちょの床と言う結果なんだと思います。
ただこのシャワーがあるので便器が汚れていると言う状態にはほとんどお目にかかりません。
手軽に掃除ができてしまうからなんでしょうね。

日本ではほぼもう存在しませんが、和式便所のような形の便器も非常に良く見かけます。
発展した都市、マレーシアの首都クアラルンプールでも。
たまに日本でも和式便所があったりするとそこだけ誰も入らなかったりしますがこの情景は同じだったりします。

バングラディッシュのトイレ事情に関してもう少し掘り下げると、トイレは必ずシャワールームとつながって連結されていました。
広さとしては日本のユニットバスの5~6倍位、すごく広さがあります。
ただし、仕切り戸やシャワーカーテンなどがなく、タイルの床にシャワー部分が1段低くなるような段差が作られています。
当然トイレットペーパーを引っ掛けるような場所もなく、準備なく突然入っていってティッシュが備え付けてある可能性はほぼ0%です。
入る前に必ず確認が必要です!

イスラム教の国へ旅行へ行く際は是非留意して欲しい意外と知られて居ないトイレ事情をお伝えしました!

次回は今回の旅の本番!
『バングラデシュ式伝統的な結婚式』です!
お楽しみに!

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