CALN Online代表の矢野です!
今回はバングラデシュの電気・電波・水についてのお話です!
バングラディッシュでは1日に数回の停電は当たり前でした。
電気が消えても誰も慌てる事はありません。
村には蓄電システムがあり、停電すると低電力状態でうっすら電気が回復します。
数分で回復すると言う事はなく、1時間位は続いていたのではないでしょうか。いつの間にか回復している、といった感じでした。
バッテリーに自動で切り替えてくれるため、そこまで大きな不便は感じませんでした。
今回私は日本からポケットWi-Fiを持っていきましたが、旅の間1度もネットワークがつながらないと言う事はありませんでした。
電波が多少弱くなるときはありましたが、村でも山の中でも電波はまあまあ通じていました。

十何年前は橋や道路の整備が非常に悪く、今とは比べ物にならないほど交通の便が悪かったそうです。
十数年前でなく十何年前、です。
それらの開発と同時に電波塔もしっかり立っているのではないでしょうか。
村の人たちもスマホを持っていない人はいませんでした。
TikTokを見過ぎた子供がスマホを取り上げられている姿などは見なれた光景で先進国と何ら変わりありませんでした。
様々なカルチャーショックを受けた中でも、インターネットとスマホについてはバングラディッシュでは、何ら特別な事は無い光景が繰り広げられていました。
不思議なものですね。
その他の電気機器はほぼ存在しないわけです。
いわゆる一般的な家電、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジなどは1度も見ませんでした。
ホテルの部屋にもついていませんでした。

水については水道をひねって水が出ないと言う事はありませんでしたが、お湯が出る事はありませんでした。
ダッカのホテルでは多少のぬるま湯が出ましたし、村でも配管の修理がされていれば、お湯は出たとホセインは言ってましたが、私たちが考えるような熱いお湯ではありません。
温度の話を脇に置いたとしても透明な水ではありませんでした。
ダッカのホテルでは1日目、ちょろ出の人肌温度のぬるま湯のシャワーを浴びることになり、村ではポリバケツサイズの大きな入れ物に熱したお湯を水と混ぜて入れ、行水と言う形になりました。
近くにある池の水を濾してそれを鍋に入れ、火にかけて熱湯にしてお湯をつくっているそうです。

例えば都内の水はそこまで危険と言う印象はありませんし、今まで私自身が住んだことのあるニューヨーク、ロサンゼルスでも水道水を飲んでも特に差し支えありませんでした。
でもおそらくいわゆるカルキや何かしらの化学成分が水道水には残っていると言うことを今回の旅を通じて実感することになりました。
体を洗う池の水は濁っていて汚くみえるのですが、肌がすべすべになるんです。行水すると、もう寒くて、ろくに体の肌の手入れができずすぐ寝てましたが、翌朝肌はツルツルでした。
飲料水としてグラスに入って出される水もコップが汚れているのか、水が濁っているのか、ほんのりくすんでいましたし、飲んでみたときに味もおいしいと言うわけでは無かったのですが、体にはとにかく優しかったようです。
池の水を飲んで下痢をしたならわかりますが、村に滞在した4日間完全デトックスとなった私の体のシステムは、帰国時の機内食も受け付けず、なんと吐いてしまいましたし、日本に着いてから1週間以上、下痢が続きました。
もう体があの美しい食べ物と水しか吸収したくないと思ってしまっているんでしょうか。
村にいた間の体の感じは非常に不思議でした・・・
なんだかずっとおいしいものが出てきておいしいので拒否もできず、ずっと食べ続けてなかなかの分量を夕飯も食べるので寝る前はお腹がパンパンです。
普通ここまでパンパンで就寝したら翌朝は胸焼けとまでは言いませんが、体が重かったりするのですが、目覚めると重みがすっきりどこかにいなくなってしまっているんです。

トイレも恐ろしく快便です。
利尿作用も絶対あって、栄養取ってどんどん出ていく。
起きると全て出てしまうと言うすごくさわやかなサイクルでした。
さて、話が逸れましたが、停電があるものの電波も電気も特に不便がなかったバングラデッシュ。
そして水についても不便さの後ろにこのような大きな利点が存在していました。
次回は最終回!
『まとめ〜バングラデシュの未来』です!
お楽しみに!
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