カンボジアと聞くと、多くの人が
「暑くて蒸し蒸ししている国」というイメージを持つかもしれません。
私もそうでした。
2026年6月、初めてカンボジア・プノンペンを訪れる前は、
シンガポールやマレーシアのような高温多湿な気候を想像していました。
ところが実際に行ってみると、その印象は意外にも大きく覆されました。
確かに昼間の気温は高いものの、風が心地よく、
夕方以降は驚くほど過ごしやすい!!
夜は長袖羽織りたくなる感じです。
でも昼間の熱が肌に残っているので「寒い」とは感じず。ベタつく感じもあまりありません。
そんな気候、想像してみてください。
気温がぐっと上がるのは、お昼前後+午後の早い時間だけ。
熱が残る肌に日が落ちる頃には爽やかな風が吹きます。

そんな環境で、ある不思議な光景に気づきました。
昼間からパジャマで出歩く人がたくさんいるんです。「え?!」となりました。
これがかなり当たり前の光景であるのは、カンボジアの気候や生活習慣と深く関係しているようなのです。
この記事では、プノンペンの気候、移動手段、そして独特な「パジャマ文化」についてご紹介します😂
これから旅行しようと考えている方、特に「服装どうしよう」の参考にしてもらえたら嬉しいです。気温の数字だけ見ても気候の体感は察しきれないですからね!
弊社CALN Onlineでは東南アジアのインターナショナルスクールに安価でちょっとお子さんを通わせてみよう!というコースがあり(詳細)、今回は新規開拓で現地へ出向きました。
カンボジア英語はそこまで通じない為、大人のスキルアップ旅コースでは適した目的地でないかなと思ったんですが・・旅して学ぶこんな利点がありました🤯
それについてはこちら。
カンボジアの雨季☔️6月後半〜11月頃
私は意図的に6月中旬に渡航。
事前に調べたところ、雨季は6月下旬頃から本格的に始まるとのことだったので、春先から計画していたこともあり、「雨季に入る前に行こう」と考え、この時期を選びました。
実際行ってみて結論。ベストシーズンはおそらく
5月
6月
と、
お正月あたり です。
順々に細かく説明しますね。
出発前、天気予報アプリを見ると、連日30度を超える数字が並んでいました。

そのため、日本の真夏のような蒸し暑さを覚悟していたのですが、実際に現地に到着してみると、意外なほど快適だったのです。
もちろん日中は暑いんですが・・夕方になるとさわやかな風が吹き始め、空気が一気に軽くなります。
スコールが降った日もありましたが、日本の梅雨のようにジメジメとした不快感や、ゲリラ豪雨のようなどうしようもない雨量、という感じではありませんでした。
大つぶの狐の嫁入り。そしてカラっと晴れるんです。
雨が上がった後は青空に気温が下がり、より爽やかな風が吹いて気持ち良いほどでした。
後で現地の方に聞いたところ、カンボジアでは4月が一年で最も暑く、6月はすでに気温はピークを過ぎているんだそうです。
6月の終わりに始まる雨季は、日本の梅雨のように一日中しとしとではなく、スコールが降ったり止んだりを繰り返す、雨は終日でも晴れ間があるんだそうです。
雨季前の気温が下がった頃という訪れた時期が良かったこともあるかもしれませんが、「東南アジア=蒸し暑い」という私のイメージとは結構ズレがありましたね。
もう一つの快適さの理由は移動手段
プノンペン市内では、ほとんどの移動をGrab(配車アプリ)で呼んだトゥクトゥク (TukTuk)で行いました。
日本でタクシーを頻繁に使ったらかなりの出費になりますが、
カンボジアでは感覚がまったく違います。
都内で行ったら都バスくらいの値段と手軽さで行きたいところにドアツードアで連れて行ってくれる夢のようなシステム!
Grabのアプリを開いて行き先を入力するだけで、数分以内にドライバーが到着します。
料金も事前にアプリ表示されるため、値段交渉をしたり、観光客だからと高額請求されたりする心配が全くありませんでした。
私はクレジットカードを登録していたため、支払いもそのまま自動。
『オックン』(ありがとう)と言ってニコッと降ります。
ドライバーも同じバイブスです。
(写真は500円くらい。犬を乗せる人がいるようです。多分猫もOK😂)

滞在中、『外モノだな』と営業してきたドライバーはたった一人だけ。
驚くほどみんな感じが良いのに淡々としていました。
余計な勧誘や値段交渉もなく、目的地まで静かに送ってくれます。
料金も非常に安く、近距離なら300〜400円程度。
10kmくらいの移動であっても1000円を超えることはほとんどありませんでした。
方向音痴の私にとっては本当にありがたい環境でした。
少しでも迷ったら、Grabを開いてトゥクトゥクを呼んでしまえば簡単に移動でき右左わかってなくても安心。(スマホの充電切れにだけ注意!!)
結果として、炎天下を長時間歩き回ることもなく、これも「プノンペンは思ったより快適だな」と感じた理由の一つだったのかもしれません。
そして何より、トゥクトゥクは楽しい!
窓のない開放的な車体で風を感じながら街を走るので、移動そのものが観光になります。
人、市場、屋台、学校、住宅街。
街の様子を眺めながらのんびり移動していると、その土地の暮らしが自然と見えてくるのでこれも楽しい要素だと思います。
・・・そんな中で、私はある不思議な光景に何度も遭遇することになったのです。。
これはカンボジア旅行したことある人はみんな知っているのかな?
パジャマで出歩く人たち
最初に気づいたのは、到着したその日の午後でした。
後記する銀行口座開設に、現地電話番号が必要だったので、SIMカードを購入するためにまずすぐイオンモールへ向かいました。
プノンペンには複数のイオンモールがあり、日本ブランドは品質が高いというイメージが強いそうで、現地で非常に人気なんだそうです。マックスバリューもあちこちで見かけました。
実際に行ってみると、日本のイオンモールとほとんど変わりません。
フードコートがあり、H&Mなどの海外ブランドが入り、エアコンも効いていて快適。
床もぴっかぴか。トイレなんて高級ホテルのように広々ぴっかぴか。
・・電話関連のお店どこかなーと歩き回っていると不思議な光景をやたら目にしました。
午後の時間帯です。パジャマ姿で堂々歩いている人がかなりいるのです。
最初は子どもだけかと思いましたが違いました。
若い女性もいますし、年配の方もいます。
男性は比較的少ない印象でしたが、それでも見かけます。
しかも、「パジャマっぽい部屋着」ではないんです。
本当に寝る時に着るような、セットアップの典型的『パジャマ』。

最初は、「たまたまかな?」と思いました。
ところがこの服装、その後も街を歩くたびに見かけ、
午後にちらほら出現し出し、夜になるとさらに増えるのです。
さすがに気になったので、現地で通訳をしてくれた方に聞いてみました。
・・・結果、興味深い説明を聞くことができました。
カンボジアでは、暑い時間帯を避けるために、一日の生活が二つに分かれているらしいです。
仕事や学校は朝早く始まり、お昼頃になると長い休憩時間に入ります。
例えばこんな感じ👇
8:00 AM 始業
0:00 PM 一旦終業
3:00 PM 再始業
7:00 PM 終業
日本人の感覚だと昼休みは1時間程度ですが、2~3時間あるのが普通だそうです。
スペインのSiesta (シエスタ=昼寝)と同じような感じですかね。
そのため、一度自宅に戻る人が多いんだそうです。
汗をかいた状態で帰宅すると、まずシャワーを浴び、パジャマや部屋着に着替えて、ゆっくり休憩する。まぁわかりますね。
カンボジアでは外食文化が非常に発達しているので、日本のように「それから冷蔵庫を開けて軽くランチを作る」とはならず、通常、ご飯やおやつを買いに外に出るんでそうです。
そうなると、
「また着替えるの面倒だな」
と当然なり、そのままパジャマで出かけてしまう。
それがごく普通のこと。うん、わかります!それできたら楽!
このパジャマで外出問題なし文化が定着しているため、外出にも使えるようなデザイン性の高いパジャマも人気だとか。
郷に入っては郷に従え。ということで・・
さすがにもろパジャマで外出する勇気はありませんでしたが、部屋着に近い格好で私も外出してみたんですが😂
これが驚くほど快適😂
柔らかい素材の服に風が心地よい。
・・・これはやるよね。そりゃやるよ。
そして、このパジャマ文化を見ているうちに、もう一つ面白いことに気づきました。
カンボジアのファッションは、想像していたよりレベルが高い!!
カンボジア🇰🇭アパレル
モールだけでなく、ナイトマーケットや道端の露店でも、洋服を売っているお店をたくさん見かけました。
適当に下がってるだけなので一瞬気付けませんが、驚いたのがデザイン性が結構高い!
可愛いデザインの服がディグるとたくさん出てきます。
(まぁ全てではない、のもポイントではあります💦)
地元の人たちが利用する露店の魅力がまたすごい。
次回行くときはこれ目玉にしたいくらいです。
価格も驚くほど安く、1000円前後で購入できるものばかり。
ちょっとデザイン凝ってるようなワンピとかもです。

それでも安価なのにかわいいので、誰かカンボジアから洋服を輸入するビジネスを始めないかなと思っているほどです。(本気で)マネーの虎したいです。
意外かも知れませんが、秋冬っぽい服もちゃんとありました。
エアコン対策、日差し対策でしょう。
ロンTやセーターっぽいものもちゃんと売ってました。
ショートパンツやミニスカのかわいいのが特に多い。
これは私は自分が以前カリフォルニアに住んでいた経験からすっごく理解できるんですが、暑いからといって半袖やノースリばかり着ていると、腕ばかりが日焼けしてしまいます。肌が焼けるだけでなく熱も腕だけこもるので長袖着たくなるんですね。
ところが長袖を着ると暑い。
そこで自然と、
「長袖+ショートパンツ」
というスタイルが増えていくのです。
カンボジアでも同じ傾向を感じました。
ショートパンツや短めのワンピース多めで、長袖も非常に充実しています。
・・・プノンペン、気候も快適で、ファッションも面白い。意外ではないですか?
イオンモールは湖を埋め立てて建設したものがあるそうで😢
近年は雨季に冠水することも増えたとのこと。
日系企業、ちゃんと措置を取っているのか心配になりましたが・・・
気候から服装、気温の体感など、雨季は話が違っていると予想されるものの、プノンペンは思っていたよりずっと過ごしやすく、魅力的な街でした。
次の記事では、『暮らすような旅』に欠かせない、医療と食事環境についてお伝えしたいと思います。
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