Blog ブログ

⑥カンボジアで見た「徳を積む文化」〜お金を払ってスズメを空に放つ〜

⑥カンボジアで見た「徳を積む文化」〜お金を払ってスズメを空に放つ〜

プノンペン観光は1〜2日で巡れる

かの有名なアンコールワットに行きたい場合は別ですが、プノンペン市内の観光は割とランドマークがかたまって近くにあるので回りやすく、2日もあれば余裕で充実した観光ができます。

私が短時間で突撃した場所を紹介します!

① 独立記念塔
Independence Monument

市民の憩いの場とのことで日が暮れて日常業務が終わってからトゥクトゥクで行ったのですが、交通量が半端ない!!
到着したけど塔のある方に渡れない・・信号もない・・。

信号ないところで渡るのは当たり前のカンボジアですが(マレーシア・シンガポールもです。英語では jaywalk といいます。)さすがにあの交通量では元ニューヨーカーの私も渡れない。

マレーシアで道路渡るの怖いなと思ったとき「あ、ニューヨークだと思えばいいのか」と割り切れた瞬間がありました。

それから東南アジアの国々でなにも気にならず横断歩道のない大きな通りも渡れていましたが・・この時はさすがに足が止まりました。

夕方の帰宅ラッシュで特に混んでいたというのもあると思いますが、高速道路レベルのビュンビュン加減でさすがに渡れず。。

確かに塔はきれいです。
すぐそばに噴水なんかもあって、パリの凱旋門を彷彿とさせました。

ただ正直言うと、取り立てて何が見れるってわけでもないので、、、
近くにいいレストラン集結してるエリアがあるので、そこへ行くのと合わせてチラっと見るくらいでいいかと思います。

ご飯食べに行く、行き帰りに腹べらし腹ごなしに寄るのが賢い選択肢、かもしれません。

② 王宮
Royal Palace

夕方閉まります。業務が終わってから観光を押し込んでいた私は間に合わず・・
ただ、中に入れない場合も外観は見られます。

王様はこの敷地奥のどこかに住んでいるんだそう。
日本の天皇陛下と同じで、政治に対し力はないそうです。

王宮の目の前は、メコン川で、川沿いには露店が並んでいます。
そこで私ものすごい貴重な経験をしました。それについては後記します!

③ 国立博物館
National Museum of Cambodia

ここは予想以上に面白かったです!

例のごとく夕方ギリギリ到着したので、あまりゆっくり見れませんでしたが、例えばハニワなどが好きな人や、私のように無条件に石見るの好きな人はすごく楽しめると思います。

仏像ファンにもお勧めです。
なんとなく日本で見るものとは少し違う。でも仏教なので何か共通でも感じるし、非常に興味深い博物館でした。

中庭もすごく綺麗なので、ちょっと行ってくつろぐのも良い場所です。

④ ワット・プノン
Wat Phnom

プノンペンの名前の由来になった丘の上のお寺だそうです。
すごく空気が神聖な感じがしました。

カンボジアローカルは無料なんですが観光客は1ドル徴収されます。
ゲートを通ると「外国人か?$1よこせ」みたいなことを言われます。

中は結構広々としていて、寺院以外にもガーデンになっているエリアには現地の人がデートしてたり、くつろいでいたりして、雰囲気がすごく良かったです。

もちろんお寺なので厳かな雰囲気があり、祈祷するような場所まで登っていったときのことです。
・・あれは公式なのか、いやおそらくお金を観光客から稼ぐためにやってるような感じでしたが、・・10歳位の女の子がお祈りの仕方などをあれこれ教えてくれました。

単語だけで英語でいろいろ言ってきて一通りお祈りをすると「1ドル」と言われました💦
お母さんらしき女性が出てきて、女の子に、「お母さんにも1ドル渡して」と指示され😅
お金を渡しました。

日本のお寺と少し似ていて、大きなお線香みたいなのに、火をつけて、あっちこっちに刺してお祈りしたり、また、キリスト教の洗礼みたいな所作もありました。
頭や顔にお花の入った水をぶっかけて清めるような動作で、その子が手取り足取り教えてくれました。(すぐ乾きます)

⑤ Russian Market
現地名だと
Phsar Toul Tom Poung(プサー・トゥール・トンポン)

その昔、当時のソ連の外交員たちがたくさんこの地域にいたそうで、それが名前の由来だとか。本当に名前は全く関係なく、東南アジアによくある夜店の感じでした。

違うと感じたのは市場内の原付の交通量😱
基本的に現地の人は歩いて買い物をせずにバイクに乗って買い物してました。
そこを歩いて回るのがまぁちょっと怖い、です。

しかし食べ物が安い安い。
新鮮なフルーツなんかも売ってますし、中国っぽいものやタイ料理っぽい感じの食べ物や、謎のデザートなど1ドル握り締めて目につくもの3〜4個買ってみると非常に楽しめました。
お金についてはこちらを参考にしてみて下さい。

外国人だからといって感じ悪くされたり、言葉が通じないからうざがられるとか、逆にやたらにこやかに何か売ろうとしてくるというのもなく、値段をぼったくられたりもありませんでした。ひったくりが結構出るらしいので、荷物には充分警戒したほうがいいと思いますが、あんなに交通量が多いのに、交通事故も見かけませんでしたし、不思議な平和感がある感じでした。

⑥ リバーサイド
Sisowath Quay

このナイトマーケットはすごい!お洋服を見るのが正解です👀


こちらの記事も参考にして下さい。

試着室など当然ないんですが、そこら辺の大きめなスカートとかを着て試着をさせてくれました。もちろん鏡もないんですが、スマホ渡して写真とか撮ってもらうと心よくやってくれます。

私は個人的にはここには次行ったら、もっともっと時間をかけたいと思っています。

こんな感じで、いくつか観光地を回ると、文化や雰囲気がつかめて非常にいいですね。
入場料も高くないですし、人とのちょっとした交流も楽しめます。

プノンペンは大河メコン川が中心になっています。

通訳さんと一緒だった日。たくさんお店が出始めた夕方のこのメコン川沿いで少しだけ時間を過ごす機会がありました。

この時の最も印象的だった体験をお伝えしたいと思います。
私にとってはものすごいインパクトでした。

カゴにスズメがおしくらまんじゅう。

小さな鳥籠にものすごい数の雀を入れた人たちが、あちらこちらに見かけられました。
そう。日本でもあちらこちらで見られる野鳥、スズメちゃんです。

雀がカゴに入ってるのを見るのって、妙に心が痛むんですよね。
この人たちは何が目的なのか、すごく気になりました。

この日通訳さんが一緒だったのでどういうことなのかもちろん聞いてみました。
これがカンボジアの面白い風習だと言うことを知ることとなったのです。

何かうまくいかないことがある。
運気が停滞しているなぁとか、
頑張っているのに何かスムーズに進まない・・

といったことがあると、現地の人たちはここへ来て雀のカゴを持っている人にお金を支払って、1〜2匹の雀をメコン川に向けて放つんだそうです。

大体1ドル払うと2匹放てるそうで、これが現地の人がやる相場だとか。

でも結構な数のすずめが小さい鳥籠にぎゅーぎゅーに入っているので、もし自分がやるとしたらここから2匹だけ選ぶのが辛い、と思ったので、冗談っぽく
「100ドル払ったら籠の子全部放てますかね」
と通訳さんに聞いてみると、なんと!

「いや100ドルしないと思います。おそらく50〜60ドル位で受け付けてくれると思います。
たまにやる人いますよ。スムーズに行かない時期が長かったり、その分ご利益が大きいだろうということでカゴごと買う人。」

!!!まさかのたった50ドルほどで全部放っていいの?
断然私やりたくなってしまったんですね。笑

すると通訳さんが向こうからカゴを持って歩いてきた女の子にすかさず話しかけて交渉してくれました。
野鳥っぽい感じの茶色い鶯みたいな子たちが例の如くおしくらまんじゅうで入っていて、悲壮感はありませんでした。
ついさっきつかまえて来たんだろうなという雰囲気。

『・・むしろカゴごと買っちゃったらこの子またスズメ狩りに行かなきゃいけないんじゃないの?
それはそれで悪いな・・』と過りました。

が、通訳さんはなんといとも簡単に交渉し、
「20ドルで全部放って良いそうです」とにっこり教えてくれました!!!

この日作った銀行口座をつなげたQRアプリをここで初めて使うことになりました。
こんなシーンでも使えちゃうんです。
お金についてはこちらを参考にしてみて下さい。

支払うとすぐ、カゴごと受け取った20匹以上の鳥たち。
メコン川に向けて放ちました。

すごい開放感。

これは風習として『信じるものは救われる』的なものだけではなく、メンタルヘルス的なものや脳科学的な効果も絶対あると感じました。

お金を支払って、籠を受け取った時点で中の鳥たちの様子が少し変わったのがわかりました。
まるでもう外に出れるのがわかっているかのよう。

ケージの入り口にかけられた赤い布のような部分をめくると次から次と勢い良く外に飛び立っていきました。
・・・パニくって1匹だけ勢いに乗れず、外にしばらく出れなかった子がいましたが😂
最終的には全員が無事外に飛び立っていきました。

カゴを女の子に返却し、その後は、なるべく雀のカゴを見ないようにマーケット歩きました。
すぐお金払って鳥放ちたくなっちゃうので笑

でもこれはすごい経験でしたね。

私なりにうまくいっていない、時間がかかっていると感じる事柄があったので、それがすごい勢いで流れるように⭐️と言う気持ちでトライしました。
絶対ご利益があると思ってます。

これをやった事は、ホテルのスタッフなどにも戻ってから話したんですが、みんなこの風習については認知しているんですが、やったことがないと言う人も結構いました。

小さいカゴに入っている雀を見て動物虐待のように見えましたが、実際放ってみると少し異なる感覚が生まれました。

最終的にはみんな外に出れるわけなので、雀たち、しばらくタダでご飯がもらえて、最終的には外に出れるのがある程度わかっていたんじゃないかと言う気もしてきたんです。。

多分何度も捕まってるやつとかもいそうな気がします。笑

おそらくとらわれているものを放つと言う『徳を積む』信念も背景にはありそうですね🤔

もしプノンペンに行ったら、これもぜひ経験して欲しいです。
で、次は超大大おすすめのプノンペンホテルの話です👇

⑦猫がいる楽園ホテル〜プノンペンで見つけた最高の癒し宿〜