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⑨教育の価値〜カンボジアで考えた「学ぶ力」の重要性〜

⑨教育の価値〜カンボジアで考えた「学ぶ力」の重要性〜

カンボジアで考えた「学ぶ力」の重要性

”プノンペンは駐在員が多いため、インターナショナルスクールが充実している”
実際に訪れる前は、そんな風に聞いていましたし、そうなんだろうなと思っていました。

ところが実際に現地を見てみると、印象は大きく変わりました。

たくさんの現地の家庭の子どもたちもインターナショナルスクールへ通っている、

英語、中国語、そしてクメール語

複数の言語を身につけ、これからの時代を生き抜く力を子どもたちに与えたいという空気を強く感じたのです。

急速な経済発展を続けるカンボジアは、教育によって次世代を育てようとしているのかもしれません。

日本でも教育への関心は当然非常に高く、特に英語教育に興味のない保護者の方は、今やほとんどいないのではないでしょうか。

しかし私は時々、
「英語を話せるようになる」
ということの意味が、少し誤解されているように感じることがあります。

英語は単なる教科ではありません。
英語とは、国際語として異なる文化や価値観を持った人とコミュニケーションを取るためのツールです。

世界には自分とは違う人がいる。
見た目も違う。
言葉も違う。
文化も違う。
それでも理解し合うことができる。

その経験こそが、英語教育の本質なのではないかと思っています。
異なる環境でも自分でいられるスキル、それに英語が関わるものだと感じています。

もちろん、世界にはまだ大きな教育格差があり、
カンボジアでも、都市部と地方では教育環境に大きな差があるようです。

滞在していたホテルでアメリカ人のクリスチャン団体と出会いました。(ホテルについてはこちら
彼らはプノンペン近郊で、貧困家庭の子どもたちに対する教育支援やボランティア活動を行っているとのことでした。

(アメリカも実際は貧困や教育格差があるので、わざわざカンボジアまで来て活動か、とちょっと皮肉を感じてしまった部分も正直ありましたが・・)


詳しく話を聞いてみると、プノンペン中心部の近代的な街並みからは想像できないような貧困地域が、少し郊外へ出るだけで存在するのだそうです。

実際、今回私が見たのは都市部が中心だった為、
ショッピングモールや高層マンション、インターナショナルスクールが並ぶ光景を見ていると、カンボジアは急速に発展している国だという印象を受けました。

しかし、彼らの話も例外なく、その一方で十分な教育機会を得られない子どもたちもまだ数多く存在していて、発展にともない教育格差が発生しているのが、現在のカンボジアなのかもしれません。
だからこそ、政府も民間も、そして海外から来た支援団体も、教育に力を入れているのかもしれません。

教育はすぐに結果が出るものではありません。
でも、十年後、二十年後には社会を変える力があります。

ここ50年以内の戦争や内戦の影響で十分な教育を受けられなかった人も少なくないという話も聞きました。
特に1970年代の政治状況(クメール・ルージュ時代)には、多くの知識人や教師が失われ、教育制度そのものが大きな打撃を受けた歴史があるそうです。

今の子供達であっても親世代が十分な教育を受けられなかった家庭も少なくないそうなのです。

フランス植民地時代や1970年代の内戦、そしてクメール・ルージュ時代という苦しい歴史もあります。教育自体が奪われた時代を経て、今再び教育に力を入れている姿を見ていると、カンボジアの人々の教育への期待の大きさを感じずにはいられませんでした。

期せずして、帰りの飛行機の中で観た映画がまるでそのまとめのようでした。

インドの実話をもとにした作品です。
カースト制度の影響が色濃く残る時代。
低い身分の家庭に生まれた女の子たちは教育を受けることができず、幼くして結婚し、自らの将来を選ぶことすら許されない。

その現実に立ち向かった夫婦の人生を描いた作品でした。

号泣。最初から最後まで😭

映画を見ながら私は、教育とは単に知識を増やすことではないのだと改めて感じました。

教育とは、人に選択肢を与えるものです。
自分の未来を選ぶ力を与えるものです。

現在弊社ではインド出身の女性講師2名所属していて、
Sakshi先生は日本語能力試験N2を持ち、日本人受講者からも非常に人気、
Shalini先生は美しいブリティッシュイングリッシュを話し、日本ではあまり触れる機会のない英語に触れる機会を提供してくれています。
彼女たちは今、日本にいる受講者へオンラインで英語を教えているわけです。

インドから
日本へ
オンラインで
英語を・・・

です。

もし先ほどの映画に登場した時代の人々がこの光景を見たら、きっと信じられないと思うでしょう。
インドの女性が国境を越え、日本人へ英語を教える。
そんな未来は想像もできなかったはずです。
しかし現実に、それは起きています。
教育によって。
学ぶ機会によって。
そしてテクノロジーによって。

世界って変わるんです。
信じられないような未来が待っているんですよね。

今回のカンボジア出張では、学校も、不動産も、銀行も見て、投資について考え、
最後に一番強く心に残ったのは、
「教育は国を変え、人を変え、未来を変える」
という、その根本でした。

教育は子どもだけのものではありません。

大人の人生も誰の生き方も豊かにしてくれます。

そして個人の人生だけでなく、社会そのものを前へ進める力があると思います。

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