かれこれ新型コロナウイルスが流行し一年以上が経過し、なんだかどう行動していいのかわからない・・そんな気分の代表、矢野(こ)です。
2013年からすでに全てがオンラインだったCALN Onlineにとって、幸運なことにコロナ禍によっての打撃は少なく、2020年はむしろ積極的にレッスンを受講したい方が増えたことで功績は右肩上がりでした。
2021年に入って、今度はなんだかこの中途半端な自粛ムードのせいかモチベーションが下がってしまった方も多く、少しランプダウンしてきています。
「海外旅行にも行けないし、海外出張もキャンセル」
「自社の海外事業も縮小だろう」
「英語を頑張ってもあまり意味がないかもしれない」
そんな声がちらほら聞かれます・・・。
ところが英語の使い方に変化があるものの、仕事でもともと英語を使っていた方が『使わなくなった』ということはないようなのです。
海外案件が縮小傾向にある事はあるようですが、やり方や仕事内容が変わっただけで、取引自体がなくなっていると言う事ではないと、確信しています。
パンデミックでむしろ英語業務が増えた?!
「出張の代わりにオンラインでの会議をするようになったのでむしろ日常使うことが増えた」
「英語でメールを読むことが増えた」
「英語でメールを書く機会が多くなった」
「 海外案件のルーティンが変わったのでそのやりとりを英語でしなければならず、英語業務量が大幅に増えた」
形態が変わっているだけで業務自体で英語を使っていくこと、使う可能性について、減少しているとはとても思えないのです。むしろ増えているのではないかとさえ感じます。
そこで強く思うことが最近あります。
そろそろパンデミックのその先を見据える必要があるな、ということです。
現在はストップしていたとしても、海外への行き来もこのまま閉ざされてしまうということはあり得ません。
何らかの形で、または徐々に、空港はまた開かれ、人が行き来することになります。
とはいえそれはオリンピック開催が現実的でないように感じるのと同じように、きっとこの回復はすぐに急に起こるものではなく、徐々に少し先の話になってくると思うのですが、大切なのは”この状態が永久でない”ということを知ることにあります。
変わってしまった状況下で、ただ手をこまねいて時が経つのを待つのか、その先を見据えて行動していくのか、大きな違いが出てくるのではないでしょうか。
労力と何より時間が必要な語学にとって、パンデミックのこの状況は、その向こう側を見据えた時、何にも変えがたい大きなチャンスに見えてきます。
パンデミックを上手く利用し英語を身につける
海外とのやりとりが何らかの形でまた盛んになったとき、あなたの英語力はどのあたりでしょうか。
どのくらい上達しておきたいですか?
どんな状況に順応させる必要があるでしょうか?
1年先、2年先の世界に想像を張り巡らせがら、コツコツと上達をはかっていくことができた人が、「パンデミックを上手く利用した」賢い人材へと育っていくことになるでしょう。
今までは「時間がない」、「忙しい」、と言う要素が障害となって上達を感じられるところまで努力をいっぺんにかけることができなかったような人でも、今のこの状態は、 まとまって英語学習にエネルギーを費やすことができる大チャンスなのではないでしょうか。
上達の方程式は『時間』×『労力』
上達の方程式は、『時間』×『労力』です。
時間があまり日頃取れない方は、1日数分でも時間をかけて継続していくことがビジネス英語力につながっていくこととなりますが、パンデミックの状況下では、そんな方でも労力を大きくかけることができるのではないかと思います。 状況が回復していくまで継続することで、未来はかなり大きく変わっていくように思えるのです。
実際、コロナ禍のこの期間を利用して、 ぐっと実力を高めていっている方がいらっしゃいます。 これは賢いやり方ですね!
また、オンライン英会話と言う位置づけが、このコロナ禍でのスキルアップの後押しを大きくしてくれます。 規制や懸念なくトレーニングに集中できること、そして海外とのやりとりがオンライン化していることで、オンラインレッスンと言うものは より実践的な内容へとつながっていっています。
オンライン会議や メールやインスタントメッセージの使い方もそうですが、オンライン英会話レッスンが実務へと 直結していっていると言う例は昨今多く、私としては、今オンライン英会話研修に 力を入れないてはないと強く感じています。
研修提供側としても、このように我々が日常行っている提供内容が、直に実務の役に立てると言うのは本当に嬉しい限りです。
ポストパンデミックを見据えて、今オンラインレッスンを活用していってください。 こんなにこの時期取り組むのにぴったりの事柄って他にないですよ!(笑)
自粛生活も、2020年度よりは2021年度は 慣れも緩和もありますが、それでもオンライン英語研修の価値は高いままです。そしてこの特徴は今後数年しばらく続いていくのではないかと思います。
というのも、人の流れが世界でまた始まったとしても、国際取引ができる限りのオンライン化をした後では、きっとやり方もパンデミック下で 可能となった事は引き続き不便がない限り実行されるに違いないと思うのです。
どちらにしても、英語力は何をするにもあって損はありません。その切り口からだけでも、今のモヤモヤするこの状況は、英語学習に向けるのが何よりも最善の賢い解決法だと思って止みません。
自習をするのはなかなかつらいものです。 週1回でも2回でもレッスンを受講し、それを軸とし復習しながらじっくり学習を進めていってください。
全てが adversities (逆境)でなく、 opportunities (機会)です。