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「何をすればいいですか?」の英語表現は?

「何をすればいいですか?」の英語表現は?

仕事で英語を使う人が特に知りたいフレーズ

CALN Online 代表の矢野琴子です。
仕事で英語を使う人が特に知りたいと思うような英語表現を紹介するシリーズを始めていきたいと思います。検索されているのが多いフレーズを、まずはいくつか紹介していきますね。

これを実際に伝えていくときは、口を動かす練習もぜひ忘れないようにしてください。
理解したところで止めず、使うためには顔の筋肉を動かして練習していくことが大切です。

第一回の今回はこれです。「何を準備すればいいんですか?」



英語での会議やプレゼン、出張やその他、きっといろいろなシチュエーションで意外と知りたくなるセリフなるでしょう。

このセリフを自然に英語で表現するにはいくつか方法がありますが、ただ突然答えを言うよりは、ちょっとしたプロセスで他の事柄もついでに学んでみるといいかもしれないと思いますので、そこから入っていきましょう。

知識として理解してからフレーズを覚えると応用が効くようになっていきます。

「準備する」という動詞の確認

初級者への質問です。
まず、「準備する」という動詞、なんでしょうか。
Pから始まります。

・・・prepare ですね。


「準備」 と言う名詞だと、preparation となります。


ここから中級者以上に向けてちょっとしたトリビアです。
知っている方や聞いたことがあるなと言う方もいるかもしれません。

この単語 preparation は略して表現されることがあります。知っていますか?

prep. という単語です。

(省略されているときに最後にピリオドを打ちます。ピリオドがあるとその単語が省略されていると言うサインです。)

プレップって 日本語でカタカナで使われる事ないですかね? あるような気もします。
プレップ = prep. は、 preperation = 準備 のことを指します。

と言うわけで今回のテーマであるフレーズを英語にしていくには、まずこの『準備』 と言う単語に関する 知識を身に付けておきましょう。

「〜すればいいですか?」

では次です。

「〜すればいいですか?」というところに着目してみます。

『〜する必要がある』『〜しなければいけない』と切り取ってみると何か頭に浮かぶ表現はあるでしょうか。何が思いつくでしょうか。

need to do や have to do

で表現することができます。


What do I need to do?
What do I have to do?

ここで中級者以上に覚えて欲しいのはこの表現です。



want me to do



『〜してほしいか』『(自分が)〜をしたら良いか』というニュアンスで使うことができる表現です。

例えば、
・Do you want me to close the door?
ドア閉めましょうか。
・Where do you want me to put this?
これはどこに置いたらいい?

・What do you want me to do?
何をしたら良いでしょう。

直訳してしまうと「何をして欲しいんだ?!」と なんだか相手に対してきつい言い方をしているように感じてしまうかもしれないのですが、決して必ずしもそんなニュアンスではありません。
と言うわけでその自然な感じがつかめるような日本語を意訳として上記のように記載しました。

文章を作ってみましょう

【前段で学習したキーワード】
・prepare (動詞)
・preparation (名詞)
pre. (名詞・略)

・need to do
・have to do
・want me to do

ではこれらの知識を合わせてフレーズを作って行ってみましょう。

・What do I need to do to prepare?

・What do I have to do to prepare?
「準備をするために(自分が)何をする必要がありますか?」という切り口ですね。



・What do you want me to do to prepare?

「準備をするために(自分はあなたに)何が求められていますか?」という切り口です。


次に、prepare という動詞のかわりに preparationという名詞を用いて作ってみましょう。

・What kind of preparation do I need?
・What kind of preparation do I have to make?




needはそのまま名詞を置くことができますが、have to は動詞が必要です。

合わせて使うと自然な動詞は make となります。

・prepare = make preparations
「どんな〜」に当たる kind of ~ですが、そこは省いてしまっても良いです。

・What preparations do I need?
・What preparations do I have to make?
・What preparations do you want me to make?

preparationという名詞は、不可算名詞でもあり可算名詞でもあります。
というわけでここで-sはあってもなくてもどちらでもOK 。

これらを全て prep.に置き換えてもいいですよ。

What kind of prep. do I need?
What kind of prep. do I have to make?
What kind pf prep. do you want me to make?

kind of を省略してみてももちろん大丈夫です。

What prep. do I need?
What prep. do I have to make?
What prep. do you want me to make?

単語を省略するとやはりカジュアルな印象は出てきます。
省略している箇所が多ければ多いほど口語的な雰囲気は強くなりますね。

もしもメールなどで書きたいと言う場合は省略は使わずに、しっかり全てスペルして書く方がベターです。



もう一つ注意しなければいけないのが

発音やイントネーションをしっかり練習していないと短いバージョンは一発で聞き取ってもらえない可能性があります。しっかりとしたセンテンスを述べた方が理解される率は上がることも覚えておいて下さい。



このフレーズをどんなシチュエーションで使いたいのかによって、ここにさらに飾りをつけることもできます。

for を使って足します。

・for the meeting 会議
・for the interview 面接
・for the presentation プレゼン
・for the business trip 出張

・What do I need to do to prepare for the meeting?

・What do I have to do to prepare for the meeting?

・What do you want me to do to prepare for the meeting?

・What kind of preparation do I need for the meeting?

・What kind of preparation do I have to make for the meeting?
・What kind of preparation do you want me to make for the meeting?

・What preparations do I need for the meeting?

・What preparations do I have to make for the meeting?

・What preparations do you want me to make for the meeting?

こうして書き出していってみると、やっぱり長めのセンテンスって丁寧に見えるものですね。
丁寧にしたい仕事でのフレーズであれば省略が使われていない上記から選んで練習してもらえると良いかもしれないです。

逆に省略すれば省略するほど会話っぽいかなりカジュアルなニュアンスになってくることがわかります。

・What prep. you want me to do?

これが一番カジュアルかもしれないです。
書くときは使わないようにしましょう。

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今回は 「何を準備すればいいんですか?」 英語で言うとどんな感じになるか、細かい解説をもとに紹介しました。
お役に立てるとうれしいです。

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