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スキルアップコースの効果

スキルアップコースの効果

ときおり、何かの会議・イベント・旅行の準備にと、
まとまって短期集中のレッスンを、通常レッスンのほかに
頼まれることがあります。

スケジュールの許す限り、必ずお引き受けしておりますが、
同時に前置きとしてお伝えしているのは、

『短期で集中してトレーニングするのは、効果がありますが、
魔法のように上達させてくれるわけではない』

・・という点です。

たいがいの方は、”そりゃそうだ”と感じるかもしれませんが、
スキルアップコースを受けたいと思うとき、人によってはとどこかで、

「まとまって頑張ればみちがえるようにきっとなんとかなる!!」

と、強く信じていたりします。

そこで今回はスキルアップコースの効果についてお話したいと思います。期待してよいこと、期待しないほうがよいこと、並べてみたいと思います。

スキルアップコースの上手な利用方法

集中して長時間レッスンを受けると、確かに効果は上がります。
以前の内容を忘れてしまう前に、次ぎへ進めるため、
週に1~2回のレッスンよりもずっとスムーズに上達しているような
そんな気がするかと思います。

・・落とし穴は、いっぺんに頑張ったので、と、一揆に休むことです。

これをしてしまうと、もとのもくあみです。
下手すると安心感からか、全て忘れてしまう、ということも
ないとはいえないんですよ~コワイコワイ。

短期で得た新しいものはキープするのにそれなりの労力が必要です。
集中講座で倍速で学んだことが頭に定着するようにしなければならないのです。

・・・これは結構大変な作業で、通常よりも短期で受講した分多く
時間をかけていく必要がでてきます。

そこで、

スキルアップコースでレッスンをする場合、私が心がけているのは
新しいことを入れるより、今までやってきたことを確実にする作業
に力を注いでもらうことです。


これをすると効果が非常に上がり、”定着”のために集中してトレーニングする
ことになるため、新しいことを詰め込むのではないので頭に残ります。

要するに、短期集中で効果を出すにも
結局、日ごろの積み重ねがものを言うわけです。

今までやってきた文法・語彙・表現を確実に定着させるにはとっっっっっっても効果があります。
今まで積み重ねてきたものが多ければ多いほど、効果が出るわけです。

もしも必要がある方、レベルに合わせて特別カリキュラムを組みますので
お問い合わせくださいね。

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アバターで英会話?!

あっという間に世の中にものすごい数できてしまったオンライン英会話ですが

とある大手の広告で、
『アバターを使って参加するので身だしなみを気にしなくてOK!』
というのを見てびっくりしました。

たしかに外には出ないものの、通常、いくらオンライン英会話でも
一応レッスン前にある程度身支度はしなければいけません。
(パジャマで受講いただいても講師は構いませんが・・)

アバターでレッスンするそのスクールのサイトには、
『先生やほかの人に自分の姿が見られることがないので
入浴後、すっかりリラックスした状態で受講しています。』
と、コメントがのっていました。

!!!私としては衝撃的でした。

講師側はどうなるんだろう?先生もアバター??
レッスン内容はアバター相手でどうやるんだろう?
・・・
あまりに大量の疑問が浮かびすぎてリサーチのために体験レッスンを受けたくなりました。(笑)

でもアバター英会話、面白い案ですが取り入れようとは思いませんでした。

私にとっては、生徒様の表情や手元をレッスン中に見られないことは
とても不便なことです。
目は口ほどにものをいうといいますが、生徒様の表情から

”しっかり理解している”
”あるていど理解している”
”まだ曖昧”

など、疑問があるか、自信があるか、集中しているか、などなど
スカイプを通じても感じることができるからです。

また、メモをしているか、などの動きを見るのも大切です。

手元の動きは特にTOEICのレッスンでは必須!
問題を解くテンポなどを見る必要があります。

ネットワークのトラブルなどでまれに音声のみにせざるを得ないことは
いままで何度かありましたが、それでも最初と最後だけなど
顔を写すようにしています。

それはやはり言葉を覚えるには”人”との関わりなくしては
成し遂げることができないと思うからです。

オンラインでもすべてがバーチャルになってしまっては
やはり語学の力は本当の意味でつくことがないのではないかと思います。

かんたんなことの積み重ね

先日ひょんなことから、他社のオンライン英会話レッスンを聴講させてもらいました。

イギリス人のネイティブ講師との25分のレッスンを受講されている生徒さんは20代の女性。
英語のレベルはCALNでいうなら英文法Basic が終わったくらいですが、
まだまだ英語を発することに恥じらいやためらいがある段階の方でした。

レッスンは、少しのフリートークから始まり

・新聞記事のような短いアーティクルの音読
・単語の説明
・内容の解説
でした。

なかなか濃い内容ですね。
悪くはありません。

でも日本人が第二言語として英語を学ぶときに必要な内容はカバーされていないのです。
私の率直な感想を言います。思い切ってハッキリ!

これじゃ彼女の英語は伸びない!!
このレッスンはいわゆる『国語』のレッスンで、『外国語』のレッスンになっていないのです。


フリートークでも生徒側は ”わかった” ”わからない” すら正確に伝えられていません。
記事の音読でも単語の詠み方すら曖昧なまますすんでいきます。

国語の授業ならこれでいいと思うのです、文を読んで、単語を知り、内容を把握する。
ところが外国語のレッスンではこのような内容では上達が望めません。
音読などを使う外国語のレッスンではもっともっと簡単な内容を使えば効果が上がります。

大人の脳みそですから、入れ替えて使うなどの技は単語さえ覚えれば可能です。
でもその骨組みを作るには、とてもシンプルな簡単な内容で練習していく必要があります。

この『簡単なことを積み重ねる』という行動が外国語上達の極意なのです!

・・・が、やはり探究心旺盛な方や上昇志向が高い方は
ものたりなく感じてしまうことも多々あるようです。

なので今回のようなレッスンがそのような方には 「うける」 と思うのですが、
私としては効果を見えるものにするにはとにかく
「簡単なことをしつこく続ける」これだと思うのです。

確かに飽きると思いますし
難しいことをやっていないと充実しないという部分もあるかもしれません。

ところがやはりこれが大切なのです。

野菜を切れないうちに複雑な料理はできないですし、
バイエルを弾けないピアニストはいないと思うのです。

Your grammar is sometimes too correct!?

言語というのは本当に不思議なもので
ネイティブスピーカーが間違った文法で話すと『新語』になりますが
第二言語として話す人が間違うと『間違い』になります。

日本語でももちろんそうですよね。
若者が言う本来は”間違った”表現は、「造語」「新語」
となりますが、外国人が言ったらただの間違いです。

英語を話すとき、英語のネイティブは文法的タブーをたくさんおかしていますが(特にアメリカ人)
母国語の人はOK・・なわけです。。

ひとたび私たちがそのタブーをおかせばただの間違いです。

先日お部屋を借りているアメリカ人にこういわれました。

Your grammar is sometimes too correct and it's so funny.
あなたの英語は文法的にたまに正しすぎておもしろいよ。

私はネイティブスピーカーがよくやる文法的間違いを聞いても
自分では極力使わないようにしています。
スラングもうそうです。
誰かが言ったら理解しても、自分では極力使わないようにしています。
第二言語を話すにあたり、正しい言葉を使うのが安全というか
当然のこと、とそう思うからなのですが・・・

「おもしろい」といわれるとは思いませんでした。

でも正直ちょっと嬉しかった部分もあります。
相手は誉めているつもりはないと思いますが、
「そうか、正しく話せているわけね!」と自信がわきました。
日本語は日常会話のほかに”尊敬語”だの”謙譲語”だの色々あり
ネイティブスピーカーの私たちでも??と
曖昧な部分がたくさんありますが英語も同じ。

例えば日本語を学んでいる外国人が悪気なく馴れ馴れしい言葉で話しかけてくるより、
正しい丁寧な表現で話してくれたほうが好印象だと思いませんか?

そんな個人的意見をもとに自分も第二言語に取り組んでいるのですが、
「丁寧なほうがいい!」という発想自体がもしかすると日本的な感覚なのかもしれません。

ちなみにレッスンで扱う表現もこの考えに従って必ず丁寧なものを心がけています。
(カジュアルな表現のときは必ず解説をつけています。)

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