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スピーキング上達法:【多読】簡単な文章を沢山読む

スピーキング上達法:【多読】簡単な文章を沢山読む

実際に声に出すことの大切さ

happy black woman using laptop for online work
前回は

『音読』と『暗記』

の効果についてお伝えしました。

とても効果のあるトレーニングですが・・・
「ひとりで声に出して練習するのが気が引ける」
「声を出せる場がない」
といったご意見もありました。

実際声に出してみると文字を追っているときとは全く違う世界が広がることがあります。
なので恥ずかしがらずに声に出して読むことが大切です

迷惑がかからないなら、家族に聞かれるくらいは妥協して最悪お風呂やシャワー中にでも!(笑)

英語は「やるかやらないか」で本当に差がでます。
興味を持った方は実践してみてくださいね。

おすすめ学習法『多読』

そして今日ご紹介する学習方法は 『多読』 です。

・・・これだけでは何をするのか全くイメージできないかもしれません。
どんなことをすればよいのか細かく説明していきます。

『多読』とは、簡単な英文をたくさん読むことを指します。

辞書を引きながら文法もよく見て、細かく読んで理解するのが『熟読』。
対して、あらすじがわかる程度で量をこなすのが多読です。
あらすじがなんとなくわかる程度でOK。簡単な文で、とにかく量をこなすのがポイントです。

半年~一年、英語学習を続けると、それなりに文法が理解でき、
単語もそこそこわかってきます。その頃です。

スピーキングをするとき、日本語を翻訳しようとするようになります。
これが癖づいてしまうと後々大きな壁となってしまいます!
発想は日本語でも良いのですが、文を構成するときに翻訳になってしまうのはNGです。

文はあくまでも英語で考え始める必要があります。
この”翻訳癖”が始まると、言語学レベルの高度なこまか~い疑問に足をとられるようになります。

言語学者や翻訳家を目指しているのでない限り、よくない傾向です。
日本語は脇に置いておきます。

発想するきっかけに日本語を浮かべるのは良いことですが、イメージを英語に変換してください。

決して日本語を訳そうとしてはいけません。
知っている言い回しを上手に言い換えて、入れ替えて、表現を増やしていくことで英語での発想をすることができます。

・・・少しそれてしまいました。多読のお話でした。。

学習のポイント

多読をなんとな~くで良いので続けると、インプットが増えていきます。

表現がなんとなく記憶に残るのです。
日本語を翻訳してしまうのは単に、”英語での表現を知らないから” が主な原因です。
「ありがとう」 を直訳しようとする人はいません。

これはイコール、Thank you と ”表現” すれば良いと知っているので、ただそれを言うだけです。
このThank you を、多読は増やしてくれます。
多読をするには素材選びが大切です。

多読の素材選びポイント

・自分のレベルより若干低いもの
・1000文字以内の短編がベター
・内容にある程度興味を持てるもの
・知らない単語が多すぎないこと

言い回しや語彙のインプットを大量にすることができるのでとても有益です。
ビジネスコース・一般英会話コース、どちらもリーディングが入ったテキストを使用していますので、

レッスンでスキップしたリーディングの部分も是非目を通してみてください。
「熟読しなくちゃ!」と構えなくてOKです。

さーっとたくさん読む。それが多読です。
なんとなーく読むだけで良いのでお手軽な学習法です。
テキストでは飽き足らない方!
"More True Stories"シリーズがおすすめ。


新聞やニュースになったおもしろい『実話』が学習者用に短く簡単に書かれています。

内容がおもしろく短編集なので飽きずに読むことができます。
初中級・中級向けですが、初級の方も半年を越えたら充分チャレンジできる素材です。
読むことはしゃべることとかけ離れて感じるかもしれませんが、私の経験上、読むインプットからのスピーキング上達はおおいにあることです。

私は英語が原語で書かれた本は原語のものを読むことにしていますが、本を読んでいる間は英語もなぜかじょう舌になります。
みなさんも是非取り入れてみてください。

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