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“action taker”

“action taker”

ライティング、スピーキングの際に意識すると
英語発想がうまくできるコツをご紹介!

ご存知のとおり英語では、まず主語がかならず必要になります。
ライティング・スピーキングのエクササイズとして試してみて下さい。

"action taker" とは?

"action taker" は、訳すと 
行動する人(物)
英語でセンテンスを作るとき、とても重要になってきます。

ご存知のとおり英語では、まず主語がかならず必要になります。


初心者はまず、I や You を主語としたセンテンスを作って練習しますね。


「(私が)~をする」 「(あなたが)~をする」
I ..... You......

日本語は実はあまり主語を意識しなくても文を作ることができるので
主語は省略されてしまっていることすら多々あります。

なので私たちは無意識に、”誰が”その行動をしたのかについて
あまりハッキリさせなくてOKという考えを持っています。
ところが英語はまず主語がなくてはなにも表現できません。

主語を探す訓練をしましょう!

まずは主語を探す訓練をします。


主語となるのはいつでも
その行動 をとった人・物です。


「誰が(なにが)」を見つけてから文を作り始めましょう。
それから動詞を見つけます。

この方法で進めば
ただただ 「あ~・・・あ~・・・ 」と考える時間も
減らすことが出来ます!

エクササイズ

3つのセンテンスを言ってみましょう。なんでも構いません。

今、目の前に見えているものはなんですか?

それを主語(action taker) とすると、そのもの(人)がしている行動はなんですか?

例えば、今見たものが目の前のPCスクリーンだとします。
これをaction taker としてみましょう。

主語 → The pc screen
動詞 → show
行動を受けているのは? → the editing window (編集画面を映し出している)

The pc screen is showing the editing window.

この作業を3つ繰り返してみてください。
英語で発想する第一歩となります。

翻訳ストップ!英語は英語で考える方法

スピーキングの練習やフリートークの時間に
どうしてもたくさん沈黙してしまう方がいらっしゃいます。

沈黙をつなぐセンテンスなどをポツポツと発しながらも
それだけではつなげないほど、ながーく考えこんでしまうのです。

「日本語でわからない単語はつぶやいてください。」と呼びかけても
なかなかずっと頭をひねっていらっしゃったりすると、助けることもできず・・・

ここまで症状が顕著ではなくても
英語を話したいのに黙ってしまう症状は学習者には誰にでも起りうることです。

それを克服するために、まずひとつ質問です。

黙っている時間、なにを考えていますか?

文法を考えていますか?

語順ですか?
正しい語彙を探している?

・・・そんな方はそれでOK。そのうちリズムよく話せるようになります!

黙っている間、頭のなかに日本語が飛び交っていますか?
浮かんだ日本語を翻訳しようとしていますか?

・・・Yes, の方は、このコラムを読んで
英語を英語として考える癖を今日からつけていきましょう!

正しい文法や語順を考えているなら良いのですが
長く沈黙してしまう方はおおかた頭の中で翻訳作業をしているはずです。

これは良くありません、翻訳はむずかしすぎます!
しゃべりながらこれをするのは、どんなに時間をかけても完成するような作業ではありません。

翻訳癖はかなりの人が持っています。
翻訳は悪いことではありませんが
スピーキング上達に関してはこれは妨げになってしまいます。

克服の第一歩は簡単です。
頭の中の日本語を黙らせましょう。浮かんできても日本語を打ち消してください!
英語は英語で発想していかなければなりません。

難しいのは知識よりも発想

難しいのは発想なのです。知識よりも発想です。

翻訳癖があると、知識でカバーしようとします。
それはそれで良いことですが、このやり方では沈黙が続いてしまうだけでなく、
相手にも伝わりにくいセンテンスを発することになってしまいます。

翻訳癖がある方は
言いたい事柄(イメージ)

日本語

<翻訳>

英語
という流れで考えていると思いますが

英語で話すときは、

言いたい事柄(イメージ)

英語
という構図に意識して変えていきましょう!

「伝えたい!」という気持ちが高まると
慣れていて出て来やすい日本語の回路がどうしても動きだしてしまうかもしれません。
すると元のイメージに立ち返らずに
その日本語を英語にしようと”翻訳作業”が始まってしまいます。

そうしている間は英語の回路は育ちません。
まずは意識して日本語をおさえて、もとのイメージに戻って英語で発想しなおしていく訓練をしてみましょう。

日本語と英語の違いを理解する

どんなに頑張って日本語と英語をつなぐ橋をかけようとしたとしても、しゃべるスピードについていけるはずがありません。

明らかに遠回り・・・

翻訳回路を作るよりも英語回路を作るほうがずっとコミュニケーションに役に立ちます。

英語は英語で発想する練習をするためにはまず日本語回路に休んでいてもらいましょう。

いいたいことが言えない瞬間もあせらず元のイメージに立ち返って、
もっている知識のなかで表せる英語はないか考えてみてください。

そうすれば自然と沈黙の時間は減っていくはずです。

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