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日本人が越えなければならない『壁』

日本人が越えなければならない『壁』

英語学習での『壁』とは??

英語を勉強する決心をしたら、まずは苦手意識と遠慮を横に置くことが必要です。

無意識に私たちが持っている日本の”美徳”みたいなものは、西洋文化を凝縮した英語という言語を習得するときに、相反してしまうときがあるからです。

英語を話しているときは、そのルーツは決して捨てずに脇へ置いて、ハッキリ主張する西洋人になりきってみましょう。

大げさですか?

英語の学習暦が長くてそれなりに話せる人でも、ずっと英語を避けてきてしかたなく始めた方も
共通した『壁』のようなものを私は感じることがあります。

日本人が英語を話せるようになるのに越えなければいけない壁は三つあると私は考えます。

1 語順の壁

第1の壁は、気持ちだけでは乗り切れない言語としての物理的な壁です。

センテンスを構成する単語を並べる順番が日本語と英語では、ほぼ間逆だということ!

ちょっと実感してみましょう。
お昼に豪勢に寿司を食べたとします。それを日本語で話題にするなら・・・

今日ランチに寿司食べたよ。

・・・こんな感じでしょうか。

英語だとこうです。

I ate Sushi for lunch today.


!!

驚くほど順番が逆です。

日本語を英語の語順にしてみるとこうです。

(私は) 食べました 寿司を ランチに 今日

英語では最初に来る主語の”私は”は日本語では省略できます。
英語はその後すぐ動詞が来ますが、日本語では文の終わりに来ます。
何を食べたのかは英語では動詞の後ろですが、日本語は前です。

私たちの頭は母国語の語順にすっかり慣れてしまっています。
順番を組み替えていては、声にするのに時間がかかって当然です。


さらにそこに間違えたくないという強い気持ちや気恥ずかしさが加わり、発言するのを諦めてしまったりします。

2 完璧主義の壁

日本人の気質はとても謙虚なので
間違いをできるだけしないように慎重にことを運ぼうと無意識的に遠慮がちになります。

3 気恥ずかしさの壁

間違えるととても恥ずかしいと感じるのでそこに拍車がかかります。
英語らしいイントネーションや発音をするのも、人前で歌ったりするような気恥ずかしさを覚えてしまうようです。

壁を打破するのはむずかしくありません。

翻訳する作業を最小限にとどめて英語は英語で考える訓練すること

「間違えてもいい」「間違えても恥ずかしくない」と意識して決心すること
これらの心がけで、壁は間違いなくどんどん低いものになっていきます。

そして毎日数分でも英語に触れ続けること。
決して焦らないことだと思います。
Rome wasn’t built in a day!

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