CALN Online代表の矢野です!
バングラディッシュ出身マレーシア在住の講師、ホセイン先生が里帰りして盛大な結婚式を挙げるということで行ってまいりましたバングラディッシュ。
非常に大きな経験となりました。
伝統的なバングラディッシュの結婚式について日本語での説明はなかなかないと思いますので、書き残してみたいと思います。

まずはプロローグとして、今回の旅で何度となくホセイン先生の親戚達に質問された、ホセインが弊社で講師をすることになった経緯について少し触れてみたいと思います。
パンデミック前。
私、CALN 代表矢野は会計、事務総務、教材作り、広告営業、レッスン実施、などなど全てをひとりでこなしていた為、どう人を増やしたら良いかとアイディアを張り巡らせていました。
全て自身で実施そしてオンライン。
コロナ前は周りにそんな形態で働く人は居ませんでした。
特権を生かして割と長めの海外滞在をすることもありました。
ただし!仕事ができなくなるようなことがあってはならないので狂ったようにインターネットの接続状態の確保をしていました。
パートタイムで講師を別に採用したことは過去にありましたが日本に住むいわゆる『外国人』で英語講師をしている人は、比較的教えることにそこまで熱意を持っていないケースがほとんど。
任せることも育てることもできず、どんな講師を迎えればお客さんの実践力を伸ばすことができるだろうと考えた結果、出た結論がまずはアジア・オセアニアの英語圏の国へ行き、現地でオンラインで英語を教えたいような人材と直接繋がって来る、という作戦でした。
自宅件事務所の引越しの際、移行の期間を使って講師採用の旅、シンガポールとマレーシアの旅に出たのが、ホセインとの出会いのきっかけでした。
当時まだマレーシアで学生だったホセインはアメリカ&ヨーロッパ人の観光客が多く来るレストランで働いており、私がそこを通りかかった際になにがきっかけだったか言葉を交わし「将来はオンラインで国際的な仕事がしたい」という言葉と強いアクセントのない流暢な英語に採用の可能性を感じ連絡先を交換したのが最初の出会いでした。

その後ほどなくコロナ禍となり、弊社は元々全てがオンラインだった為、益々人手が必要となっていたところ、ホセインも居なくなってしまった観光客相手の仕事からどうしてもうちでの仕事に挑戦したい、なんでもやる、どんなことも吸収する、学ぶのでお願いします!といった勢いで連絡してきた為、CALNの講師としてトレーニングを開始するくだりとなったのでした。
ちなみにその数ヶ月前、オットー先生が稼働を開始しました。
オランダ出身のオットー先生は当時知り合いに英語レッスンをすでに提供していました。
弊社最大のお客様である日本工営様がベルギーの会社とのプロジェクトを開始し、受講者から隣国オランダ滞在する方が数名いらっしゃった為、すぐに仕事をオファー、面談し採用しました。


すでに講師をしていたオットー先生に対し、開始時ホセインには英語を教えた経験がありませんでした。
英語は当時からかなりしっかりしていてネイティブとのコミュニケーション力もしっかりありましたし、文法などもしっかりしていたので、私はきっと教えることができると当初から信じてはいましたが、その後数年に渡り私からの厳しいトレーニングだけでなく、ESL (英語を第二言語として教育する)知識と技術を自己学習して、とても良い講師に成長したと思います。
今までは週2回は私に叱られていましたが、結婚を決めてから月1くらいになってます笑
不思議ですね。
そんな経緯でマレーシア在住のバングラディッシュ人が日本の小さな会社で何年も仕事をし、私は結婚式にまで参加できる。
この経験を作ったのは私とホセインがどちらも英語を話すこと、そしてちょっとしたきっかけでオープンにコミュニケーションを取って広げたこと。

英語とオープンな心 (open minded) がリアル『イッテQ』体験をもたらすわけですね!笑
その後、弊社の採用はコロナ禍で完全リモートワークを求める人で応募が溢れ返りました。
現在のその他の講師たちはそんな中から選び抜かれた、教えることに情熱を持った素晴らしい人材たちです。
次回は『フライト〜入国編』です!
お楽しみに!
弊社では英語はもちろん、インドネシア語やベンガル語のレッスンも提供しております!
お気軽にお問い合わせくださいませ。